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かぜ(発熱外来)

福井市開発1丁目の、はまだ内科クリニックでは、急な発熱や喉の痛み、咳、鼻水といった「かぜ」の症状に対して、専門的な視点から迅速かつ丁寧な診療を行っています。私たちは日本内科学会認定の総合内科専門医および日本救急医学会の救急専門医として、単なる風邪と見過ごされがちな症状の背後に隠れた重大な疾患を見逃さないよう、細心の注意を払って診察にあたっています。越前開発駅から徒歩5分という立地を活かし、地域の皆様が体調を崩された際に「まずはあそこに相談しよう」と思っていただけるような、安心感のある発熱外来体制を整えております。当院では感染対策を徹底し、発熱のある患者さんと他の疾患で受診される患者さんの動線を分けることで、どなたでも安心してご来院いただける環境づくりに努めています。

かぜ(発熱外来)の原因

一般的に「かぜ」と呼ばれる状態は、医学的には「急性上気道炎」と表現されます。その原因のほとんどはウイルス感染によるものですが、患者さんの体調や環境によってその要因は多岐にわたります。福井市周辺の季節の変わり目など、気温の変化が激しい時期には特に注意が必要です。

ウイルスの侵入

かぜの原因の約8割から9割はウイルスによるものと言われています。鼻や喉の粘膜にウイルスが付着し、そこで増殖することで炎症が起こります。代表的なウイルスには以下のようなものがあります。

  • ライノウイルス(鼻かぜの主な原因)
  • コロナウイルス(一般的な風邪の原因となるもの)
  • アデノイドウイルス(喉の痛みや発熱が強いもの)
  • RSウイルス

細菌による二次感染

ウイルスの感染によって喉や鼻の粘膜がダメージを受けると、そこに細菌が感染しやすくなります。これを「二次感染」と呼びます。黄色ブドウ球菌や肺炎球菌などが原因となり、症状が長引いたり悪化したりする要因となります。細菌感染が疑われる場合には適切な抗菌薬の使用を検討します

身体の抵抗力の低下

ウイルスが体内に侵入しても、通常は免疫の働きによって排除されます。しかし、以下のような要因で抵抗力が落ちていると、かぜを発症しやすくなります。

  • 睡眠不足や過度の疲労
  • 栄養バランスの偏り
  • 精神的なストレス
  • 加齢や持病による免疫機能の低下

当院では、単にウイルスを特定するだけでなく、患者さんの背景にある生活習慣やリスク因子についても丁寧にお話を伺い、根本的な回復をサポートします。

かぜ(発熱外来)によって引き起こされる病気

「たかが風邪」と放置してしまうと、思わぬ合併症を招くことがあります。救急専門医としての経験から、初期症状が風邪に似ていても、急激に悪化する疾患を常に念頭に置いて診療しています。

下気道の感染症

炎症が喉からさらに奥の気管支や肺に広がると、深刻な状態を招くことがあります。特に高齢の方や持病のある方は注意が必要です。

  • 急性気管支炎(激しい咳や痰が特徴)
  • 肺炎(高熱や息苦しさを伴う)

詳細については「急性気管支炎」のページ「肺炎」のページを参照してください。

耳鼻咽喉領域の合併症

鼻や喉の炎症が隣接する器官に波及することがあります。特に小さなお子さんや、アレルギー性鼻炎をお持ちの方に多く見られます。

  • 副鼻腔炎(鼻詰まりや顔面の痛み)
  • 中耳炎(耳の痛みや聞こえにくさ)
  • 扁桃周囲膿瘍(喉の激痛で飲み込みが困難になる)

全身性の疾患や重症疾患

風邪のような症状で始まりながら、実は全身に影響を及ぼす重篤な病気であるケースも存在します。これらを見極めることが、総合内科専門医の重要な役割です。

  • インフルエンザ(高熱と関節痛、全身倦怠感)
  • 髄膜炎(強い頭痛や吐き気、首の硬直)
  • 心筋炎(ウイルス感染後に胸の痛みや動悸が出る)

インフルエンザについては「インフルエンザ」のページを詳しくご覧ください。症状が似ている場合でも、実はアレルギーが原因であることもあります。気になる方は「アレルギー」のページも併せてご確認ください。

かぜ(発熱外来)の処置や治療法

当院の発熱外来では、患者さんの症状を和らげる「対症療法」を基本としつつ、必要に応じて原因を特定するための検査を行い、最適な治療を選択します。

迅速な検査体制

診断を確定させ、適切な治療薬を選択するために、当院では以下の検査を実施しています。周囲への感染拡大を防ぐためにも、早期の検査が推奨されます。

  • 新型コロナウイルスおよびインフルエンザの抗原検査
  • 必要に応じた血液検査(炎症反応の確認)
  • 胸部レントゲン検査(肺炎の疑いがある場合)
  • 尿検査(腎盂腎炎などの発熱原因の除外)

お薬による治療(対症療法)

ウイルスそのものを退治する薬は一部のウイルス(インフルエンザなど)に限られます。そのため、今ある辛い症状を抑え、身体の回復を助ける治療が中心となります。

  • 解熱鎮痛薬(熱を下げ、喉の痛みや頭痛を和らげる)
  • 鎮咳薬・去痰薬(咳を鎮め、痰を出しやすくする)
  • 抗ヒスタミン薬(鼻水や鼻詰まりを緩和する)
  • 漢方薬(個々の体質や症状の段階に合わせて処方)

脱水予防と点滴治療

高熱が続いたり、喉の痛みで水分が十分に摂れなかったりすると、脱水症状に陥ることがあります。経口での摂取が難しい場合には、院内で点滴による水分補給や薬剤の投与を行うこともあります。救急専門医としての知見を活かし、全身状態の管理を徹底しています。

抗生剤(抗菌薬)の適正使用

ウイルスによるかぜに抗生剤は効果がありません。不必要な使用は耐性菌を生む原因となります。当院では、血液検査の結果や身体所見から、細菌感染の合併が強く疑われる場合にのみ、適切な抗生剤を処方しています。

かぜ(発熱外来)についてのよくある質問

Q1. 熱はないのですが、喉の痛みと咳だけでも受診して良いですか?

A1. もちろん受診していただけます。熱がなくても、喉の炎症が強かったり、長引く咳の背後に気管支炎や喘息が隠れていたりすることがあります。早めの処置が早期回復に繋がります。

Q2. 受診する前に予約や連絡は必要ですか?

A2. 感染対策のため、発熱や感冒症状がある方は、事前にお電話でのご連絡をお願いしております。診察時間を調整したり、別室へご案内したりすることで、他の患者さんへの感染リスクを最小限に抑えています。

Q3. 風邪を引くといつも長引くのですが、何か原因がありますか?

A3. 繰り返し風邪を引く、または症状が長引く場合、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、あるいは喘息などの基礎疾患が関わっている可能性があります。当院ではリウマチ専門医糖尿病療養指導医としての視点も含め、免疫状態や全身の健康状態を確認し、根本的な対策をご提案します。

Q4. インフルエンザの検査は発熱後すぐでも分かりますか?

A4. 発熱直後はウイルス量が少なく、陽性と出ない場合があります。一般的には発熱から12時間程度経過してからの方が精度が高まりますが、症状が強い場合は医師の判断で検査を行いますので、まずはご相談ください。

院長より

はまだ内科クリニックの院長、濵田卓也です。福井市開発というこの地で、地域の皆さんが「体調がおかしいな」と思ったときに真っ先に思い出していただける存在を目指しています。私はこれまで、総合内科専門医として全身を診るトレーニングを積み、同時に救急専門医として一分一秒を争う現場で多くの患者さんと向き合ってきました。

「ただのかぜ」だと思っていても、患者さんお一人おひとりにとっては非常に辛いものです。また、稀に風邪のような顔をして忍び寄る重い病気も存在します。私たちはそれを見逃さず、かつ過剰な投薬を避け、身体が本来持つ回復力を最大限に引き出すお手伝いをしたいと考えています。越前開発駅から徒歩圏内の当院では、お仕事帰りや急な体調不良時でも、丁寧にお話を伺います。不安なことがあれば、どんな小さなことでも遠慮なくお話しください。皆さんの健康な日常を守るため、幅広く、そして丁寧に診療にあたります。安心して、はまだ内科クリニックへお越しください。

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