アレルギー性鼻炎
福井市開発にある「はまだ内科クリニック」では、アレルギー性鼻炎に悩む多くの患者さんの診察を行っています。アレルギー性鼻炎は、鼻の粘膜に特定の物質が触れることで免疫反応が過剰に起こり、くしゃみや鼻水などの症状を引き起こす病気です。当院の院長は総合内科専門医としての経験に加え、日本アレルギー学会の会員として、患者さん一人ひとりの症状に合わせた丁寧な診断と治療を心がけています。越前開発駅から徒歩5分の通いやすい立地で、地域の皆様が「鼻のムズムズ」から解放され、健やかな毎日を過ごせるようサポートいたします。私たちは、単にお薬を出すだけでなく、生活環境の改善アドバイスや根本的な体質改善を目指す治療など、幅広い選択肢をご提案しています。
アレルギー性鼻炎の症状について
アレルギー性鼻炎の症状は、風邪の初期症状と似ていることがありますが、特定の季節や環境で長く続くのが特徴です。主な症状としては、以下の4つが挙げられます。これらが重なり合うことで、仕事や勉強の集中力が低下したり、睡眠の質が悪くなったりするなど、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。
1.発作的に繰り返すくしゃみ
鼻の粘膜にアレルゲン(アレルギーの原因物質)が付着すると、それを外に追い出そうとして連続したくしゃみが出ます。一度出始めると止まらなくなることもあり、体力を消耗する原因にもなります。
2.水のような鼻水
透明でサラサラとした鼻水が、あふれるように出てくるのが特徴です。風邪の場合は黄色く粘り気のある鼻水に変わることが多いですが、アレルギー性鼻炎ではサラサラとした状態が続くことが一般的です。
3.ひどい鼻づまり
鼻の粘膜が炎症を起こして腫れることで、空気の通り道が狭くなります。これが鼻づまり(鼻閉)です。特に夜間に悪化しやすく、口呼吸になることで喉の痛みや乾燥を引き起こすリスク因子(病気を引き起こす可能性を高める要素)となります。
4.鼻や目のかゆみ
鼻の中だけでなく、目や喉、耳の奥までかゆみを感じることがあります。目をこすりすぎてしまうと、アレルギー性結膜炎を併発し、さらなる不快感につながることも少なくありません。
目の症状については「アレルギー性結膜炎」のページを確認してください。
アレルギー性鼻炎の原因について
アレルギー性鼻炎の原因は、私たちの身の回りにある特定の物質(アレルゲン)です。体がこれらの物質を「外敵」と判断して過剰に攻撃してしまうことで、鼻の粘膜で炎症が起こります。原因を知ることは、適切な対策を立てるための第一歩となります。
代表的なアレルゲンの種類
- スギ・ヒノキ花粉・・春先に飛散し、日本の花粉症の代表的な原因です。
- カモガヤ・ブタクサ・・初夏や秋に飛散する草花の花粉です。
- ハウスダスト・ダニ・・室内にあるチリやダニの死骸などで、一年中存在します。
- ペットの毛・フケ・・イヌやネコなどの動物から出る物質です。
- カビ(真菌)・・湿気の多い環境で増殖し、吸い込むことで反応が起こります。
当院では、何が原因で症状が出ているのかを調べるために、血液検査によるアレルギー検査を実施しています。原因を特定することで、特定の季節だけ対策をするのか、通年での治療が必要なのかを判断し、効率的な治療計画を立てることが可能です。
アレルギー全般については「アレルギー」のページで解説しています。
アレルギー性鼻炎の病気の種類について
アレルギー性鼻炎は、大きく分けて「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」の2つのタイプがあります。症状の出る時期や原因物質が異なりますが、両方を合併している患者さんも多くいらっしゃいます。
季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)
特定の植物の花粉が飛ぶ時期だけに症状が現れます。代表的なものはスギやヒノキですが、福井県内でも地域によって飛散する植物の種類や時期が微妙に異なります。毎年決まった時期に鼻がムズムズする場合は、このタイプである可能性が高いと言えます。
花粉症については「花粉症」のページもご覧ください。
通年性アレルギー性鼻炎
季節に関係なく、一年中症状が見られるタイプです。主な原因はハウスダストやダニであり、気密性の高い住宅環境では冬場でも症状が出ることがあります。放置すると慢性的な鼻づまりになりやすく、副鼻腔炎などを引き起こすこともあります。
混合型
ダニに対するアレルギーがありつつ、春先にはスギ花粉によってさらに症状が悪化するという、両方の性質を併せ持った状態です。現代の日本においては非常に多くの患者さんがこの混合型に該当すると考えられています。
アレルギー性鼻炎の治療法について
はまだ内科クリニックでは、患者さんのライフスタイルや希望に合わせて、複数の治療法を組み合わせてご提案しています。単に症状を抑えるだけでなく、症状が出にくい体作りを目指すことも大切にしています。
1.薬物療法(対症療法)
現在出ている不快な症状を和らげるための治療です。主に以下のようなお薬を使用します。
- 抗ヒスタミン薬・・くしゃみや鼻水を抑える飲み薬です。眠気の出にくいタイプも増えています。
- 鼻噴霧用ステロイド薬・・鼻の粘膜の炎症を直接抑える点鼻薬です。鼻づまりに高い効果が期待できます。
- ロイコトリエン受容体拮抗薬・・鼻づまりの症状が強い方に適した飲み薬です。
2.アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)
アレルギーの原因物質を少量ずつ体に取り入れることで、体を慣らしていく根本的な治療法です。スギ花粉やダニが原因の場合に行うことができます。
詳細については「アレルギー舌下免疫療法」のページを参照してください。
3.皮下注射療法(ゾレアなど)
既存の治療を行っても十分な効果が得られない重症のスギ花粉症の方には、抗IgE抗体製剤(ゾレア)の注射という選択肢もあります。血液中のIgEという物質に直接働きかけることで、強力に症状を抑制します。※適応には一定の条件があります。
4.生活環境の整備
お薬の力を最大限に活かすためには、原因物質を遠ざける工夫が不可欠です。こまめな掃除、空気清浄機の活用、花粉飛散時の外出自粛やマスク着用など、具体的なセルフケアのアドバイスも当院では丁寧に行っています。
アレルギー性鼻炎についてのよくある質問
Q1. 鼻炎の薬を飲むと眠くなるのが心配です?
A1. 以前のお薬に比べて、現在は眠気の副作用が極めて少ない「第2世代抗ヒスタミン薬」が主流となっています。当院では、お仕事や車の運転をされる頻度などをお伺いした上で、一人ひとりに適した種類を処方しますのでご安心ください。
Q2. 市販の点鼻薬を使い続けても大丈夫ですか?
A2. 市販の点鼻薬の中には、血管収縮剤が含まれているものがあります。使いすぎると一時的には良くなりますが、かえって鼻の粘膜が腫れて鼻づまりが悪化する「薬剤性鼻炎」を招く恐れがあります。長引く場合は一度医療機関を受診されることをお勧めします。
Q3. 治療を始めれば完治しますか?
A3. 現代医学においてアレルギーを完全に消し去ることは難しいですが、舌下免疫療法などによって、お薬を使わなくても気にならないレベルまで改善する寛解(症状が落ち着いて安定した状態)を目指すことは十分に可能です。適切な治療を続けることで、日常生活の質は格段に向上します。
Q4. 子供のアレルギー性鼻炎も診てもらえますか?
A4. はい、もちろんです。お子さんの鼻づまりは睡眠不足や集中力低下につながり、成長や学業に影響することもあります。当院ではお子さんでも無理なく続けられる治療法をご家族と一緒に考えていきます。
院長より
アレルギー性鼻炎は、命に関わるような大きな病気ではないかもしれません。しかし、毎日続く鼻水や鼻づまり、頭の重さは、皆さんの生活の質(QOL)を著しく下げてしまいます。私はこれまで、救急専門医として緊急を要する現場も経験してきましたが、同時に総合内科専門医やリウマチ専門医として、長く病気と付き合っていく患者さんの苦しみにも寄り添ってきました。
アレルギー症状は、適切な診断と自分に合った治療法を見つけることで、驚くほど楽になります。当院では「幅広く、丁寧に」をモットーに、血液検査による原因特定から、最新の知見に基づいた薬物療法、そして根本治療を目指す舌下免疫療法まで、地域の皆様に寄り添った診療を提供しています。
「たかが鼻炎」と思わずに、福井市開発の「はまだ内科クリニック」へぜひご相談ください。鼻の不快感を取り除き、すっきりとした毎日を取り戻すお手伝いを私たちが全力で行います。越前開発駅からすぐの場所でお待ちしておりますので、お気軽にご来院ください。
