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インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる、感染力が非常に強い呼吸器感染症です。毎年冬になると流行を繰り返し、多くの患者さんが高熱や関節痛といった強い全身症状に悩まされます。一般的な「かぜ」と混同されがちですが、インフルエンザは症状が急激に現れ、重症化するリスクがあるため、適切な診断と治療が欠かせません。

福井市開発にある「はまだ内科クリニック」では、日本内科学会 総合内科専門医および日本救急医学会 救急専門医の資格を持つ院長が、インフルエンザの迅速な診断と丁寧な治療を提供しています。越前開発駅から徒歩5分の場所に位置し、地域の皆様が急な発熱時にも安心して受診できる体制を整えています。

私たちは、単にお薬を処方するだけでなく、患者さん一人ひとりの体調や背景に合わせた「幅広く、丁寧に」をモットーとした診療を心がけています。福井市周辺で急な発熱やだるさを感じた際は、我慢せずに当院までご相談ください。早期の対応が、ご自身だけでなく周囲への感染拡大を防ぐことにもつながります。インフルエンザの詳細については、こちらのページで詳しく解説いたします。

インフルエンザの症状について

インフルエンザの症状は、ウイルスに感染してから1日から3日程度の潜伏期間を経て、突然現れるのが特徴です。普通の風邪に比べて症状が重く、全身に強い影響を及ぼします。代表的な症状には以下のようなものがあります。

急激な全身症状

インフルエンザの最も大きな特徴は、発症とともに現れる急激な全身症状です。多くの場合、38度以上の高熱が出るとともに、以下のような症状が患者さんを苦しめます。

  • 悪寒(寒気)を伴う38度以上の高熱
  • 全身の倦怠感(だるさ)や疲労感
  • 頭痛や関節痛、筋肉痛

呼吸器や消化器の症状

全身症状に少し遅れて、あるいは同時に呼吸器の症状が現れます。また、特にお子さんや高齢の方では、お腹にくる症状が見られることも少なくありません。具体的な症状は以下の通りです。

  • 激しい咳や喉の痛み
  • 鼻水や鼻づまり
  • 食欲不振や吐き気
  • 腹痛や下痢などの消化器症状

全身症状については「かぜ(発熱外来)」のページでも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

重症化のサインに注意

インフルエンザは、重症化すると命に関わる場合もあります。特に高齢の方や基礎疾患をお持ちの方は、肺炎を併発しやすいため注意が必要です。以下の症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

  • 呼吸が苦しい、ゼーゼーという音がする
  • 水分が摂れず、尿が出ない
  • 意識がぼんやりしている、呼びかけへの反応が鈍い
  • 胸の痛みが続く

肺の状態が心配な場合は「肺炎」のページも参考にしてください。早期の受診が、合併症の予防に最も有効な手段となります。

インフルエンザの原因について

インフルエンザの直接的な原因は「インフルエンザウイルス」への感染です。このウイルスは感染力が非常に高く、人から人へと瞬く間に広がっていきます。感染経路を理解することは、予防において極めて重要です。

主な感染経路

インフルエンザウイルスの感染経路は、主に「飛沫感染」と「接触感染」の2つに分類されます。日常生活の中で、意図せずウイルスを取り込んでしまうケースがほとんどです。

  • 飛沫感染・・感染者の咳やくしゃみとともに放出されたウイルスを、鼻や口から直接吸い込むことで感染します。
  • 接触感染・・ウイルスが付着したドアノブや手すりなどに触れた手で、自分の鼻や口、目に触れることで感染します。

ウイルスの構造と変異

インフルエンザウイルスは、表面にある「HA(ヘマグルチニン)」と「NA(ノイラミニダーゼ)」という2種類のタンパク質の組み合わせによって決まります。この組み合わせが変化することで、新しいタイプのウイルスが毎年のように登場します。

ウイルスの型が少しずつ変化するため、一度感染したり予防接種を受けたりしても、翌年には再び感染する可能性があります。流行するウイルスのタイプを予測して作られるワクチンの接種が推奨されるのは、このためです。

感染を広げやすい環境

インフルエンザウイルスは、低温で乾燥した環境を好みます。冬場に流行するのは、空気が乾燥してウイルスの生存期間が延びることや、鼻や喉の粘膜が乾燥して防御機能が低下することが原因と考えられています。また、密閉された空間で多くの人が集まる場所も、感染拡大のリスク因子となります。

インフルエンザの病気の種類について

インフルエンザウイルスには、大きく分けてA型、B型、C型の3つの種類があります。人間で流行し、問題となるのは主にA型とB型です。それぞれの特徴について解説します。

A型インフルエンザ

A型は、最も感染力が強く、世界的な大流行(パンデミック)を起こすこともある種類です。ウイルス表面のタンパク質の組み合わせにより、144通りもの亜型が存在します。主な特徴は以下の通りです。

  • 人だけでなく、鳥や豚など他の動物にも感染する
  • ウイルスの変異が激しく、毎年流行する可能性がある
  • 38度以上の高熱や激しい筋肉痛など、症状が重くなりやすい

B型インフルエンザ

B型は、人間のみに感染するウイルスです。A型のような大規模な変異は少ないものの、数年おきに流行を繰り返します。近年では、A型と同じ時期に流行することも珍しくありません。

  • 症状はA型と似ているが、比較的緩やかに経過することもある
  • 嘔吐や下痢など、消化器系の症状が出やすい傾向がある
  • 流行のピークが春先まで続くことがある

C型インフルエンザ

C型は、感染しても一般的な風邪のような軽い症状で済むことが多いため、インフルエンザとしての大きな流行はほとんどありません。一度感染すると免疫が長く続くため、多くの人は子供の頃に感染し、大人になってから再感染することは稀です。

インフルエンザの治療法について

インフルエンザの治療は、ウイルスの増殖を抑える「抗インフルエンザ薬」の使用と、症状を和らげる「対症療法」、そして何より「安静と休養」が基本となります。当院では、患者さんの年齢や症状、持病の有無を考慮して最適な治療法を選択します。

抗インフルエンザ薬による治療

現在、さまざまなタイプの抗インフルエンザ薬が使用されています。これらの薬は、ウイルスが体内で増えるのを防ぐ効果があります。発症から48時間以内に使用を開始することで、発熱期間を短縮し、症状を軽くすることが期待できます。

  • 内服薬(飲み薬)・・タミフルやゾフルーザなどが代表的です。
  • 吸入薬・・リレンザやイナビルなど、専用の器具を使って粉末を吸い込む薬です。
  • 点滴薬・・ラピアクタなど、重症の場合や経口摂取が難しい場合に使用されます。

症状を和らげる対症療法

高熱や頭痛、咳などの辛い症状を抑えるために、補助的にお薬を処方することがあります。ただし、自己判断で市販の解熱剤(特にアスピリン系)を服用すると、インフルエンザ脳症などの重篤な副反応を引き起こす恐れがあるため、必ず医師の指示に従ってください。

  • 解熱鎮痛薬・・アセトアミノフェンなど、比較的安全に使用できるお薬を選びます。
  • 鎮咳去痰薬・・咳を鎮めたり、痰を出しやすくしたりするお薬です。
  • 抗アレルギー薬・・鼻水がひどい場合に使用することがあります。

家庭での療養と注意点

お薬の服用と同じくらい大切なのが、ご自宅での過ごし方です。体がウイルスと戦えるよう、以下の点を心がけてください。

  • 十分な水分補給・・高熱や発汗により水分が失われやすいため、こまめに水を飲みましょう。
  • 適切な湿度と温度の維持・・加湿器などを使って部屋の湿度を50から60パーセントに保ちましょう。
  • 安静と睡眠・・体力を消耗させないよう、ゆっくりと体を休めてください。

生活習慣病などの持病がある方は、より慎重な経過観察が必要です。詳細は「生活習慣病」のページもご確認ください。

インフルエンザについてのよくある質問

Q1.インフルエンザの検査はいつでも受けられますか?

A1.インフルエンザの迅速検査は、発症後すぐ(おおよそ12時間未満)だと、体内のウイルス量が少なすぎて「陰性」と出てしまうことがあります。そのため、熱が出てから12から24時間程度経過したタイミングでの検査が推奨されています。ただし、症状が非常に強い場合や周囲の流行状況によっては早期に検査することもありますので、まずはお電話でご相談ください。

Q2.解熱した後、いつから出勤や登校が可能ですか?

A2.一般的に、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」が出席停止期間と定められています。社会人の場合もこれに準ずることが多いですが、職場によって独自のルールがあるため確認が必要です。熱が下がっても、数日間は体内にウイルスが残っており、周囲に感染させる可能性があることを忘れないでください。

Q3.予防接種を受けていても感染することはありますか?

A3.はい、予防接種を受けていても感染する可能性はあります。ワクチンの主な目的は「感染を完全に防ぐこと」ではなく「発症を抑えること」や「重症化(肺炎や脳症など)を防ぐこと」にあります。当院での接種については「予防接種・健康診断」のページをご覧ください。

Q4.家族がインフルエンザになった場合、どうすればいいですか?

A4.家庭内での感染を防ぐために、可能であれば部屋を分け、タオルや食器の共用を避けましょう。また、こまめな換気と手洗いを徹底してください。同居のご家族に高齢の方や喘息などの持病がある方がいる場合は、予防的に抗ウイルス薬を服用する「予防投与」が検討されることもあります(保険適用外となる場合があります)。

院長より

インフルエンザは、毎年のように流行する身近な病気ですが、決して侮ってはいけない疾患です。特に小さなお子さんや高齢の方、持病をお持ちの方にとっては、命に関わる事態を招くこともあります。はまだ内科クリニックでは、これまで救急専門医として急性期医療の現場で培ってきた経験と、総合内科専門医としての幅広い知識を活かし、患者さんの状態を迅速かつ的確に見極めることを使命としています。

福井市開発の地で地域の皆様の健康を守るため、私たちは常に誠実で丁寧な診療を心がけています。発熱や体の痛みで辛い思いをされている患者さんが、当院を訪れることで少しでも安心し、前向きに治療に取り組めるような環境づくりに努めています。早期受診が早期回復への近道です。「もしかしてインフルエンザかな?」と思ったら、どうぞ無理をなさらずに当院へお越しください。

私たちは、患者さんの声に耳を傾け、現在の体調だけでなく、普段の生活背景も含めた「トータルな健康サポート」を目指しています。地域の頼れる「かかりつけ医」として、スタッフ一同、笑顔で皆様をお迎えいたします。お困りのことがあれば、越前開発駅近くのはまだ内科クリニックへ、いつでも気軽にご相談ください。

一般的な内科診療については「一般内科」のページもご覧ください。

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