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不整脈

心臓の鼓動が急に速くなったり、逆に遅くなったり、あるいはリズムがバラバラに感じられたりすることを不整脈と呼びます。福井県福井市開発のはまだ内科クリニックでは、動悸や息切れ、胸の不快感といった症状を抱える患者さんに対し、丁寧な診断と分かりやすい説明を心がけています。日本内科学会の総合内科専門医および日本救急医学会の救急専門医としての経験を活かし、不整脈の背後に隠れている重大な疾患を見逃さないよう「幅広く、丁寧に」診療を行います。越前開発駅から徒歩5分という立地から、地域の皆様が気軽に心臓の健康について相談できる窓口を目指しています。

不整脈の原因

不整脈が発生する原因は、心臓のポンプ機能を動かすための電気信号が乱れることにあります。本来、心臓は規則正しい電気信号によって一定のリズムで拍動していますが、様々な要因がその流れを妨げてしまいます。私たちのクリニックでは、患者さんのライフスタイルや既往歴を詳しく伺い、何が原因でリズムが乱れているのかを多角的に分析します。

加齢による心臓の変化

不整脈の最も一般的な原因の一つは加齢です。年齢を重ねるにつれて、心臓の筋肉や電気を通す回路にも変化が生じ、電気信号が伝わりにくくなったり、予期せぬ場所から信号が発生したりしやすくなります。これは白髪が増えるのと同じような生理的な変化であることも多いですが、中には注意が必要なものも含まれます。

心臓に関わる疾患

心臓そのものに病気がある場合、不整脈が症状として現れることがあります。心臓の筋肉を養う血管が細くなる虚血性心疾患や、心臓の弁がうまく機能しなくなる弁膜症、心筋そのものの異常などが代表的です。当院ではリウマチ学会登録ソノグラファーの資格を持つ院長が、必要に応じて心臓エコー検査などを行い、心臓の構造的な異常がないかを確認します。詳細については「慢性心不全」のページを参照してください。

生活習慣病の影響

不整脈は、心臓以外の病気が引き金となることも少なくありません。特に生活習慣病は心臓への負担を増大させる大きな要因です。以下の疾患を治療中の方は、不整脈のリスクを考慮する必要があります。

  • 高血圧・・血圧が高い状態が続くと、心臓の壁が厚くなり、電気信号の乱れを招きやすくなります。詳細については「高血圧」のページを参照してください。
  • 糖尿病・・高血糖は血管や神経にダメージを与え、自律神経の乱れを通じて不整脈を誘発することがあります。詳細については「糖尿病」のページを参照してください。
  • 脂質異常症・・動脈硬化を進行させ、心臓の血管トラブルから不整脈へつながる可能性があります。詳細については「脂質異常症」のページを参照してください。

その他の全身的な要因

自律神経の乱れやホルモンバランスの変化も、心臓のリズムに影響を与えます。ストレスや睡眠不足、過労などは自律神経を介して心拍数を変化させます。また、甲状腺の機能に異常がある場合も、心拍数が異常に速くなったり遅くなったりすることがあります。詳細については「生活習慣病」のページを参照してください。

不整脈によって引き起こされる病気

不整脈自体は命に関わらない軽いものも多いですが、放置すると重大な合併症を引き起こすタイプも存在します。特に心臓が細かく震える心房細動などは、全身の健康に大きな影を落とす可能性があるため、早期の発見と適切な管理が不可欠です。

脳梗塞(心原性脳塞栓症)

心臓のリズムが乱れて血液が滞ると、心臓の中に「血栓」と呼ばれる血の塊ができやすくなります。この塊が血流に乗って脳の血管に詰まってしまうのが脳梗塞です。不整脈が原因で起こる脳梗塞は範囲が広くなりやすく、後遺症が重くなる傾向があるため、非常に注意が必要です。脳の健康を守るためには、心臓のリズムを整えることが重要な鍵となります。詳細については「認知症」のページを参照してください。

心不全の悪化

不整脈によって心臓が効率よく血液を送り出せなくなると、心臓は疲弊していきます。これを放置すると、全身に十分な酸素や栄養が行き渡らない心不全という状態に陥ります。息切れや足のむくみなどの症状が出ている場合は、心臓の負担が限界に近づいているサインかもしれません。詳細については「慢性心不全」のページを参照してください。

失神や転倒

心臓のリズムが極端に遅くなったり、一時的に停止したりすると、脳への血流が途絶えて意識を失う「失神」を起こすことがあります。立ちくらみや一瞬目の前が暗くなるような症状は、不整脈が原因である可能性があります。特にお年寄りの場合、失神による転倒が骨折などの大きなケガにつながる恐れがあるため、軽視できません。

不整脈の種類について

不整脈はその現れ方によって、大きく3つのタイプに分けられます。ご自身の症状がどれに当てはまるかを知ることは、診断の第一歩となります。はまだ内科クリニックでは、これらのタイプを正確に見極めるための検査体制を整えています。

頻脈(ひんみゃく)

安静にしているにもかかわらず、心拍数が1分間に100回以上になる状態です。「心臓がバクバクする」「激しい運動をした後のような動悸がする」といった感じ方をされる患者さんが多いです。突然始まり、突然止まるタイプもあり、日常生活に不安を感じさせる原因となります。

徐脈(じょみゃく)

心拍数が1分間に50回以下になる状態です。心臓から送り出される血液が不足するため、身体がだるい、疲れやすい、息切れがするといった症状が出やすくなります。「単なる加齢のせいだと思っていたら徐脈だった」というケースも臨床ではよく見受けられます。

期外収縮(きがいしゅうしゅく)

本来のリズムとは異なるタイミングで心臓が早く収縮し、リズムが飛んだり、一瞬胸が詰まったような感じがしたりする状態です。「脈が飛ぶ」「ドキンとする」と表現されることが多く、不整脈の中で最も頻度が高いものです。健康な人にも起こり得ますが、回数が多い場合や背景に病気が隠れている場合は精査が必要です。

不整脈の処置や治療法

不整脈の治療は、その種類や重症度、そして患者さんの体質に合わせて慎重に選択されます。当院では総合内科専門医の視点から、心臓だけでなく全身の状態を考慮したオーダーメイドの治療プランを提案します。

薬物療法

不整脈の治療で最も一般的に行われるのがお薬による治療です。目的に応じて以下のようなお薬を使い分けます。当院では患者さんのライフスタイルに合わせ、飲み忘れの少ない処方を工夫しています。

  • 抗不整脈薬・・電気信号の乱れを抑え、心臓のリズムを整えるためのお薬です。
  • 抗凝固薬・・血液をサラサラにして、心臓の中に血の塊(血栓)ができるのを防ぎ、脳梗塞を予防します。
  • 脈拍調節薬・・速すぎる脈を落ち着かせたり、心臓の負担を減らしたりするお薬です。

生活習慣の改善指導

お薬と同じくらい重要なのが生活習慣の見直しです。カフェインの過剰摂取、アルコール、喫煙、睡眠不足などは不整脈を悪化させる大きなリスク因子(病気になる可能性を高める要素)となります。無理のない範囲で生活を整えられるよう、具体的なアドバイスを行っています。

高度専門医療機関との連携

カテーテルを用いて不整脈の発生源を焼き切る「カテーテルアブレーション」や、心臓のリズムを維持するための「ペースメーカー」の手術が必要と判断される場合には、福井県内の高度専門病院(福井県立病院や福井大学医学部附属病院など)へ迅速にご紹介します。救急専門医としてのネットワークを活かし、最適なタイミングで専門治療へつなげる体制を整えています。

検査による管理

治療の効果を確認し、安全に継続するためには定期的な検査が欠かせません。当院では以下の検査を組み合わせて、不整脈の状態を継続的に見守ります。

  • 心電図検査・・現在の心臓のリズムを数秒間記録する基本の検査です。
  • ホルター心電図(24時間心電図)・・日常生活中の脈の状態を丸一日かけて記録し、時々しか出ない不整脈を捉えます。
  • 心臓超音波(エコー)検査・・心臓の形や動き、弁の状態をリアルタイムで確認します。院長はリウマチ学会登録ソノグラファーとして、詳細な画像診断を得意としています。

不整脈についてのよくある質問

Q1. 脈が時々飛ぶのですが、すぐに受診すべきですか?

A1. 多くの場合は心配のない「期外収縮」ですが、回数が多かったり、動悸とともに目まいや胸の痛みを感じたりする場合は、早めの受診をお勧めします。一度心電図を記録することで、安心につながります。

Q2. ストレスで不整脈が出ることはありますか?

A2. はい、十分にあり得ます。ストレスは自律神経のバランスを崩し、心臓に電気的な刺激を与えやすくします。当院ではお体だけでなく、心の疲れについても丁寧にお話を伺うようにしています。

Q3. 血圧の薬を飲んでいれば不整脈は予防できますか?

A3. 高血圧の治療は心臓の負担を減らすため不整脈予防に有効ですが、それだけで全ての不整脈を防げるわけではありません。脈のリズムに違和感がある場合は、血圧の管理とは別に心電図検査を受けることが大切です。

Q4. 不整脈と言われましたが、運動は控えたほうがいいですか?

A4. 不整脈の種類によります。軽いウォーキングが推奨されることもあれば、激しい運動を避けるべき場合もあります。患者さんの心機能に合わせて適切な運動量をアドバイスいたしますので、ご相談ください。

Q5. 健康診断で「心電図異常」と言われましたが、自覚症状がなければ放置していいですか?

A5. 自覚症状がなくても、将来的に脳梗塞や心不全のリスクとなる不整脈(心房細動など)が隠れていることがあります。異常を指摘されたら、一度は詳しい検査を受けておくことが予後(病気のその後の経過)を良くするために重要です。

院長より

不整脈という言葉を聞くと、何か恐ろしいことが心臓で起きているのではないかと不安に感じる方も多いでしょう。しかし、不整脈の中には、正しく理解して付き合えば日常生活を元通りに送れるものもたくさんあります。私たちのクリニックでは、単に検査結果の数字を見るだけでなく、患者さんが日々の生活の中で感じている「ちょっとした違和感」を大切にしています。私は総合内科専門医として、高血圧や糖尿病といった慢性疾患を含めた全身の管理を行いながら、救急専門医としての緊迫した現場経験をもとに「今すぐ対応が必要な異常」を冷静に見極めます。「福井市開発周辺で、心臓の鼓動が気になって夜も眠れない」「健診で引っかかったけれど、どこに相談すればいいか分からない」という方は、ぜひ「はまだ内科クリニック」へお越しください。越前開発駅から歩いてすぐの場所で、皆様の不安を安心に変えられるよう、スタッフ一同、笑顔で丁寧に対応いたします。不整脈の治療は、長く付き合っていくことも多い分野ですが、一緒に歩んでいきましょう。

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