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高血圧

福井市開発にある「はまだ内科クリニック」の院長、濵田卓也です。高血圧は、日本で最も多くの人が抱えている国民病とも言える状態で、放置すると血管に大きな負担をかけ、脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる重篤な病気を引き起こすサイレントキラー(静かなる殺し屋)と呼ばれています。しかし、適切な管理を続ければ、健康な方と変わらない生活を送ることができる疾患でもあります。当院では「日本内科学会 総合内科専門医」および「日本糖尿病協会 療養指導医」としての知見を活かし、地域の皆様が安心して血圧コントロールに取り組めるよう、丁寧な診療を心がけています。

血圧が高いと診断されたけれど、特に症状がないからと放置されている方も多いのではないでしょうか。福井県にお住まいの皆様が、いつまでも元気に自立した生活を送れるよう、私たち「はまだ内科クリニック」は全力でサポートいたします。越前開発駅から徒歩5分という通いやすい立地を活かし、急な体調の変化から、高血圧のような慢性的な管理が必要な病気まで、幅広くご相談に乗っております。まずはご自身の血圧の状態を正しく知り、将来の大きな病気を防ぐ第一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。

高血圧の症状について

高血圧の恐ろしさは、血圧がかなり高い数値になっていても、自覚症状がほとんど現れない場合が多いという点にあります。そのため、健康診断で指摘されても「どこも痛くないから大丈夫」と見過ごしてしまいがちです。しかし、症状がない間にも血管の壁は常に高い圧力にさらされ、少しずつ傷つき、硬くなっていく動脈硬化が進行しています。

人によっては、血圧の上昇に伴って以下のような不調を感じることがあります。これらの症状は他の病気でも見られますが、高血圧が原因で起きている可能性も否定できません。些細な体調の変化を見逃さないことが、早期発見の鍵となります。

高血圧で見られる主な症状

  • 頭痛や頭重感(特に後頭部が重く感じることがあります)
  • 肩こりや首筋の張り
  • めまいやふらつき、立ちくらみ
  • 動悸や息切れ
  • 耳鳴り
  • 手足のしびれ
  • 夜間の頻尿(何度もトイレに起きる)

深刻な事態を知らせるサイン

血圧が極めて高い状態が続いたり、急激に上昇したりすると、脳や心臓の血管が限界を迎え、激しい頭痛や吐き気、胸の痛み、強い呼吸困難が現れることがあります。これは非常に危険な状態で、早急な医療処置が必要です。当院では日本救急医学会 救急専門医としての経験を活かし、リスクが高い状態にある患者さんのサインを的確に見極め、適切な判断を行うことを大切にしています。

症状の詳細については「診療内容」のページを参照してください。

高血圧の原因について

高血圧の原因は、大きく分けて2つのパターンがあります。一つは特定の原因疾患が特定できない「本態性高血圧」で、もう一つは他の病気が原因で血圧が上がる「二次性高血圧」です。日本人の高血圧の約9割は本態性高血圧であり、これには遺伝的な要因と生活習慣の乱れが複雑に絡み合っています。

不適切な食生活(特に塩分の過剰摂取)

日本人の高血圧の最大の原因は、食塩の摂り過ぎです。塩分を摂りすぎると、体は血液中の塩分濃度を下げるために水分を溜め込もうとし、その結果、血液の量が増えて血管にかかる圧力が高まります。福井県は美味しい食べ物が多い地域ですが、味の濃い食事や漬物、汁物などを好む方は注意が必要です。

肥満と運動不足

体重が増えると、心臓は体全体に血液を送り出すためにより強い力を必要とします。また、肥満に伴って分泌されるホルモンが、血管を収縮させて血圧を上げることが分かっています。運動不足も血管の柔軟性を失わせる原因となります。肥満の改善は血圧を下げる非常に効果的な手段です。

肥満症の詳細については「肥満症」のページを参照してください。

過度な飲酒と喫煙

アルコールは一時的に血圧を下げることがありますが、習慣的に飲みすぎると血圧を上昇させます。また、タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、一気に血圧を跳ね上げます。さらにタバコは動脈硬化を加速させる強力なリスク因子となるため、血圧が高い方には禁煙を強くお勧めしています。

禁煙の詳細については「禁煙外来」のページを参照してください。

ストレスと睡眠不足

強いストレスを感じると自律神経が乱れ、交感神経が優位になることで心拍数が増え、血管が収縮します。また、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のように、寝ている間に呼吸が止まる状態も、夜間の血圧を上昇させ、心臓に大きな負担をかけます。

睡眠時無呼吸症候群の詳細については「睡眠時無呼吸症候群」のページを参照してください。

高血圧の病気の種類について

高血圧は、その発症メカニズムによっていくつかの種類に分類されます。当院では総合内科専門医として、単に「血圧が高い」という現象だけを見るのではなく、その背景に隠れた原因がないかを慎重に診断します。

本態性高血圧

特定の原因となる病気がないにもかかわらず血圧が上がるもので、日本人の高血圧の約90%を占めます。遺伝的な体質に、塩分過多、肥満、ストレス、加齢などの生活習慣が加わって発症します。長期的な付き合いが必要になることが多く、日々の生活習慣の改善が治療の柱となります。

二次性高血圧

体の中に血圧を上昇させる具体的な原因となる病気が存在する場合を指します。若い世代で突然高い血圧が認められた場合や、お薬が効きにくい場合にはこのタイプを疑います。原因となる病気を治療することで、血圧が劇的に改善したり、正常に戻ったりする可能性があります。

二次性高血圧の主な原因疾患
  • 腎実質性高血圧(腎炎や糖尿病性腎症など)
  • 腎血管性高血圧(腎臓の血管が狭くなる)
  • 内分泌性高血圧(ホルモンバランスの異常)
  • 睡眠時無呼吸症候群に伴うもの
  • 薬剤誘発性高血圧(ステロイドや甘草を含む漢方薬など)

白衣高血圧と仮面高血圧

診察室で測ると高いが自宅では正常な場合を白衣高血圧、逆に診察室では正常だが職場や自宅で測ると高い場合を仮面高血圧と呼びます。特に仮面高血圧は見逃されやすく危険なため、当院では家庭での血圧測定を非常に重視しています。(家庭での血圧測定の仕方についてはこちらの動画をご参照ください。)

高血圧の治療法について

高血圧治療の究極の目的は、血圧の数値を下げることそのものではなく、将来起こり得る心血管病(脳卒中、心不全、心筋梗塞など)を予防することにあります。当院では患者さんお一人おひとりの生活背景や合併症の有無を考慮し、無理のない治療計画をご提案します。

生活習慣の修正(非薬物療法)

お薬を始める前に、あるいは並行して必ず行っていただくのが生活習慣の改善です。これだけで血圧が十分に下がる方もいらっしゃいます。当院では糖尿病協会 療養指導医として、具体的で実践しやすいアドバイスを心がけています。

  • 減塩 - 1日6g未満を目標にします。出汁の活用や酸味を利用するなど工夫が大切です。
  • 適正体重の維持 - BMI25未満を目指しましょう。
  • 運動療法 - 30分程度、軽く汗ばむ程度の有酸素運動を定期的に行います。
  • 節酒 - 日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本程度に控えましょう。
  • 禁煙 - 血管を守るために最も重要です。

薬物療法

生活習慣の改善だけでは目標の血圧まで下がらない場合、お薬(降圧薬)の助けを借ります。最近の降圧薬は副作用も少なく、1日1回の内服で済むものが主流です。患者さんの体質や、心臓・腎臓の状態に合わせて最適な薬剤を選択します。当院では慢性腎臓病(CKD)などの合併症にも配慮した処方を行っています。

生活習慣病全般については「生活習慣病」のページを参照してください。

高血圧についてのよくある質問

Q1.一度お薬を飲み始めたら、一生やめられないのですか?

A1.必ずしもそうとは限りません。減量や減塩に成功し、お薬なしでも安定した血圧が維持できるようになれば、薬を減らしたり中止したりできるケースもあります。自己判断で中止せず、まずは当院へご相談ください。

Q2.家庭用血圧計はどのようなタイプを選べばよいですか?

A2.正確な測定のために、上腕(二の腕)で測るタイプのものをお勧めしています。手首式は手軽ですが、測定条件によって誤差が出やすいため、当院では上腕式を推奨しています。

Q3.血圧がどのくらいになったら受診すべきですか?

A3.家庭でリラックスして測った血圧が、何度も135/85mmHgを超えるようであれば受診を検討してください。また、糖尿病や腎臓病をお持ちの方はより厳格な管理が必要ですので、早めにご相談ください。

糖尿病の詳細については「糖尿病」のページを参照してください。

院長より

福井市開発にある「はまだ内科クリニック」の院長、濵田卓也です。高血圧の治療は、長く付き合っていく必要があるからこそ、患者さんが「これなら続けられる」と思えるような、無理のない方法を見つけることが何よりも大切です。私は、これまで救急現場や総合内科、リウマチ、糖尿病など多岐にわたる分野で研鑽を積んできました。その経験の中で痛感したのは、早期からの血圧管理がいかに多くの命を救い、健康寿命を延ばすかということです。

当院では「幅広く、丁寧に」をモットーに、高血圧だけでなく、脂質異常症や糖尿病といった他の生活習慣病もトータルで診療いたします。私は日本内科学会 総合内科専門医として、お体全体の状態を把握し、お薬だけでなく食事や運動のアドバイスも積極的に行っています。特に、糖尿病協会 療養指導医として、食事療法のコツなども丁寧にお伝えすることを強みとしています。

「高血圧くらいで病院に行くのは大げさかな」とためらう必要はありません。むしろ、症状がないうちにご相談いただくことが、将来の健康を守る最善の策です。越前開発駅から徒歩5分、駐車場も完備しておりますので、お買い物帰りや仕事終わりなど、どうぞお気軽にお立ち寄りください。地域の皆様が、笑顔で元気に毎日を過ごせるよう、私たちが全力でお手伝いさせていただきます。

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